YouTubeチャンネル「神様が見える子供たち」のトキくんが言っていた「病気は神様からのプレゼントだよ」の意味がよくわかった出来事がありました
父が癌になりました
かなり進んで転移もしていました
私の父は医療を否定する宗教の熱心な信者です 病院に行くことも稀です
体も丈夫で健康診断などに行った姿も見たことがありません
なので今回も症状があってもすぐには病院には行かなかったそうで
神様から守られている自分がまさか癌になるとは思っていなかったようです
昔に比べたらかなり痩せてきていたことは気づいていましたが
歳をとったからだろうと思っていました
母が亡くなってから3人それぞれ自分の食事は自分で用意していましたから
父が何をどれだけ食べているかもよく知りませんでした
痩せて体力が弱くなった父から 私と妹に食事作りを頼まれました
私はジャンクフードや出来合いの食べ物は体が受け付けないので毎日自炊しています
料理は苦にならないし健康オタクなところもあります
でも妹は私と反対で偏食気味で料理は不得意です
母が亡くなって自分で食事を用意しなければならなくなっても
インスタントや冷凍食品が多く1から作ることは滅多にありませんでした
かなり偏った食生活でした
そんな生活は体に良いわけがなく 妹は体も精神状態もだんだんと悪くなっていきました
とうとうフルタイムで働くことが難しくなるほど状態が悪くなっても
それでも食生活を変えませんでした
自分の健康状態は自分次第だと頭ではわかっているけれど できないというだけでした
末っ子の性格もあるのかもしれません
誰かがやってくれるという責任感のなさも私は感じていました
このままでは妹の人生は良くならないと思った私は 父の食事作りを妹に頼みました
自ら進んで動いてこなかった妹に 自分で気づいて考えて変わって欲しかったのです
(実は何年も前に父には提案していたことでしたがうまくいきませんでした)
冷たいかもしれませんが これが父にも妹にも一番良い選択だと思いました
父の病気は妹が立ち直るきっかけになり得て
父にはやっと娘を一人前にする親としての役目ができる神様からのプレゼントだと
他にも理由があります
妹が今までしてこなかったことをいきなりできるようにはならないので
手伝おうとするのですが そうすると途端に私の体が動かなくなるのです
急に顔の左半分が麻痺したように力が入らなくなったり
頭にズキっと痛みが走ったり
偶然にしてはおかしいくらいに手が出せないのです
終いには旅行前に酢の物でも作り置きしておこうかと屈んで冷蔵庫から大根を取ろうとしたら ぎっくり腰になってしましました
もうこれは私は手を出すなというメッセージだと思いました
父と妹を見守ることが私の役目のようです
でも今回のことは私の中にたくさんの変化がありました
過去のことでとても父を恨んでいたのですが
ずっと生活は親に守られていたことを素直に認めることができ 父に直接感謝を伝えました
過去は過去のこととして気にならなくなる日が来るとは思いもしませんでした
普通の親子関係で育った人には理解できないかもしれませんが
親を信頼できずに育つと親として見ることができないのです
相手を受け入れることも理解することも難しくなったのですが
それは結局自分の人生を苦しめることになりました
他にも 人生は有限だと改めて思いました
生きている時にできることは限られている、私は何を成し遂げたいかと考えた時
家庭を持ちたいと強く思いました
最近は推し活に忙しく 婚活はおざなりになっていたので
これも神様が気づかせてくれたプレゼントだと思っています